2度目の挑戦(採卵)

2023年1月、新年度がスタートしてまた病院に通う事にした。

1月16日　生理3日目で通院。本当は2日目に来て下さいと言われたいたが、昨日が日曜だった為3日目になってしまった。尿検査と血液検査を行う。3日目の本日からクロミッドを1日1錠飲み始める。

1月17日　生理4日目で通院。注射。

1月20日　生理から7日目で通院。注射。

1月21日　生理から8日目で通院。注射。

1月23日　生理から10日目で通院。注射。診察の結果まだ卵が育っていない。薬の反応なし。

1月24日　生理から11日目で通院。注射。

1月25日　生理から12日目で通院。注射。診察の結果卵に反応があり。今日反応がなければ今月の採卵はできない所だった。卵の成長が遅く、数が多く増えてしまっている。右10、左6•7個は卵胞が確認できた。サイズ11ｍｍ。1日2ｍｍくらいのペースで大きくなる。15ｍｍ以下だと採卵しても卵がない場合があると言われた。採卵予定日が30日か31日になると言われた。

1月27日　生理から14日目で通院。注射と血液検査を行った。LH4、エストロゲン2500。卵胞は14ｍｍ。左右各10個はある。少しお腹の張りを感じる様になる。

1月28日　生理から15日目で通院。血液検査と診察。LH4、エストロゲン3000以上。卵胞は15ｍｍ。正直今日まで注射が続き少しうんざりしていた。サイズが15ｍｍになったのと血液検査の結果から採卵日が31日に決定。8時45分に行かないといけないので、仕事をどうするか悩む。夕方病院からの電話で薬の指示をもらった。

1月29日　生理から16日目。夜22時45分と24時に点鼻薬を行う。

1月30日　生理から17日目。1日1錠のクロミッドを今夜で終了。

1月31日　生理から18日目で採卵当日。朝2時間以内の精子を容器に入れて持参する。禁欲期間は3日から5日が良いと言われた。採卵では麻酔を行わないので、朝7時から8時の間に痛み止めの薬を飲んだ。前回は痛み止めの効果が正直分からなかった。今回もあまり期待していない。病院に着くと服を着替えて処置室に案内される。この時点でかなりお腹の張りがあり、採卵して少しでも楽になればと少し期待していた。先生も卵胞がこんなに育ったいるので、張り感は当然とのこと。超音波で検査されるのも痛かった。今回は数がとても多いが、採卵できるだけすると伝えられた。処置の間はモニターで針が卵胞に刺されるのが画像で確認できる。前回は数個だったが今回は20以上あったと思う。針を刺す瞬間が特に痛くて、後半はパニックになりそうな状態だった。針の切れ味が悪いのか、途中で一度針の交換をしてくれたが痛みは変わらなかった。採卵している途中で卵子が取れた事が伝えられる。何でこんなに痛い処置を麻酔なしで行っているのか正直理解できなかった。

採卵が終わりベットがある個室で20分程休む様に言われる。正直ぐったりしていてもうどうでもよかった。ベットで少し横になっていると、スタッフが採血に来た。血液検査を行い脱水症状になっていないか確認するそう。血を抜かれるのも痛いが、先ほどの痛みに比べればましだった。ホントはこのまま帰宅したかったが、仕事が入っていた為仕事に戻った。

採卵の結果が電話で病院からきた。今回16個の卵子が採卵できた。直ぐに培養した精子と受精を進めてくれるそう。

2月1日　採卵から2日目。採卵の翌日は仕事を休んだ。お腹の痛みが続いている。病院から連絡があり、16個の卵子の内5個が受精、1個は不明と連絡あり。

2月3日　採卵から4日目。通院。診察の結果腹水が溜まって腫れている状態。あれだけ針を刺したのだから腫れて当然と言われた。腫れはピークだと思うとの事。今日も仕事を休めば良かった。身体もだけど精神的に辛かった。採卵後だが、まだ10個程卵胞が残っていた。腹水が溜まっていると脱水症状を起こし血栓ができやすいので、水分補給はこまめにと運動や長風呂は控える様に言われた。採卵翌日から入浴はしても良いが、そんな気分にはなれなかった。

16個中受精が確認できたのは5個だった。もう既に3分の1になってしまった。

2月6日　午前中に病院から卵の連絡あり。5個受精卵があったが、凍結できたのは1個だったとの事。ある程度状態が良くないと凍結できない事は伝えられていたが、1個は悲しい。それも多分前回凍結したものよりグレードが良くない。

2月7日　採卵から8日目。通院。採血。お腹の腫れは落ち着いてきて、血液検査の結果も問題無し。今回みたいに腫れていなかったら今日の受診は無かったと思う。念の為で検査をされた。ここから暫く卵巣を休める。

今回凍結できたものを戻すか、もう一度採卵を行い2個同時に戻す方法もあると言われた。35歳以上だと受精卵を2個同時に戻す事ができるそう。今回凍結できた受精卵の状態(グレード)があまり良くない事は分かっていたが、痛みのトラウマからまた採卵する選択肢は無かった。旦那様も私の意見を尊重してくれた。今回は戻す日程に空きがあり、3月末に融解胚移植を行う事が決まった。